「チーム医療演習」の発表会が行われました

 

2021年12月16日(木)・23日(木)、「チーム医療演習」(※)の授業が実施され、学生によるプレゼンテーションが行われました。

9月にスタートしたこの授業では、全5学科2専攻の混合によるグループを編成し、特定の病気を持った症例を取り上げて授業を進めてきました。学生たちは『患者や家族の思い』をくみ取り、各医療専門職としてどのような役割を果たし、どのように支援していったら良いのかについて議論を重ねてきました。

その集大成として、この日は学生たちがそれぞれのグループで作成したスライドを用い、これまでのグループワークの成果を発表しました。

自分たちとは違う考え方や着眼点をもった他グループの発表に対して、活発な質疑応答が交わされました。

そして、担当教員からのフィードバックが行われました。

参加学生からは「各職種が集まり違う意見を交換しながらまとめていったので、多職種についての理解が深まり考え方がとても広まった。」「将来自分がどのように働くか、どのように多職種連携をとって患者さんに対応していくのかなど想像することができた」「チーム医療によって患者の病気を治す最善策を見つけ出すことができることを知った。」「自分自身のコミュニケーション能力が高まったと感じた」等の声が上がりました。

※「チーム医療演習」とは?

本学におけるチーム医療教育の核として、1年次後期に全ての学生が履修する必修科目です。

チーム医療の構成員としての自覚と、専門職としての主体性、協調性を養うことを目的としています。前半の数回の授業では、本学の専任教員や外部講師が行う講義をもとに、各々が目指す医療職者の役割について考えます。

後半の授業(グループワーク)ではそれぞれが調べ考えた内容について、グループ内で議論を交わしながらまとめ、発表に繋げます。 (本科目は看護学科においてのみ「チーム医療演習Ⅰ」の科目名で開講しています)

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