「チーム医療演習」の発表会が行われました

 

2022年12月8日(木)・15日(木)、「チーム医療演習」(※)の授業が実施され、学生によるプレゼンテーションが行われました。

9月にスタートしたこの授業では、全5学科2専攻の混合によるグループを編成し、特定の病気を持った患者の症例を取り上げて授業を進めてきました。

学生たちは『患者や家族の思い』をくみ取り、各医療専門職としてどのような役割を果たし、どのように支援していったら良いのかについて議論を重ねてきました。

その集大成として、この日は学生たちがそれぞれのグループで作成したスライドを用い、これまでのグループワークの成果を発表しました。

自分たちとは違う考え方や着眼点をもった他グループの発表に対して、活発な質疑応答が交わされました。担当教員からのフィードバックも行われました。

参加学生からは「チーム医療が疾病の早期発見や重症化予防に大きく関わっているということを学んだ」

「1つの職種だけでは思いつかないような意見があり、お互いに良い刺激を与え合うことができた」

「グループワークで学んだことは将来、患者さんやその家族と接するときにも役立つと思う」

「今まで関わることのなかった他学科の学生と交流ができて新鮮に感じた」等の声が上がりました。

10月の授業では、ほぼ初対面となる学生同士の「他己紹介」や、
チームワーク力を競うグループワークも実施されました。

※「チーム医療演習」とは?

本学におけるチーム医療教育の核として、1年次後期に全ての学生が履修する必修科目です。

チーム医療の構成員としての自覚と、専門職としての主体性、協調性を養うことを目的としています。

前半の数回の授業では、本学の専任教員や外部講師が行う講義をもとに、各々が目指す医療職者の役割について考えます。後半の授業(グループワーク)ではそれぞれが調べ考えた内容について、グループ内で議論を交わしながらまとめ、発表に繋げます。

(本科目は看護学科においてのみ「チーム医療演習Ⅰ」の科目名で開講しています)

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