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保健医療学部

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保健医療学部について

少子・高齢社会といわれて久しい今日。本学では、こうした日本特有の社会環境に対応できる、高度な専門性を備えた医療スペシャリストの育成をめざして、診療放射線学・理学療法学・作業療法学に関する専門教育と研究を行っています。日々進歩する医学の成果を充分に取り入れた研究を活発に行うことはもとより、演習やゼミを充実させることによって、研究能力を備えた「人間性豊かな医療人」を育みます。

学部長からのメッセージ

学生一人ひとりにきめ細やかに対応する
『人間力』を引き出す教育(エジュケーション)

  • 保健医療学部 学部長

飯田 恭子 教授

未曾有の大災害によって日本は壊滅的打撃を受けました。自然の猛威に畏怖の念を抱きながら、多くの日本人は黙って耐え、粘り強い前向きの努力を重ねています。長い戦いになることでしょう。
イギリスの新聞フィナンシャルタイムズの当日の記事に”Japan is rich in resilience(レジリエンス).”とありましたが、日本はきっと立ち直り復興する力を豊かに持っていると他国からは評価されているのでしょうか。resilience(レジリエンス)は強さを表すことばですが、鉄や鋼のような硬い強さではなく、撓うように回復する弾力のある強さ、立ち直りの速さのことです。日本人の根底にはたくましく復興する『人間力』が潜んでいると海外から評価されているのでしょう。

日本医療科学大学では、いわゆる教育(教え育てる)方式ではなく、むしろ真の意味でのeducation(エジュケーション)/教育(e=外へ+duco=引き出す)に力を入れています。 教職員と学生間の密で温かな人間的交流を日常化することによって、学生さんたちの中に必ず潜在しているエネルギー、若々しい弾力に富んだ力、本人すら気づいていない測り知れない資質を引き出したいと考えています。単に頭が良いとか成績が良いとかではなく、困難な環境に際し、前向きに柔軟に努力を重ね、元気に回復力を示す広い意味での『人間力』を活性化したいと努力しています。

医療専門職には自分自身を管理し、他者をケアする人間としての大きな力量が求められます。外見上はどんなに優しく大人しく見えようと、すべての若い生体はまるで眠れる獅子のごとき潜在的エネルギーと高い能力を隠し持っています。それを大切に引き出し、刺激し、優れた医療人として開花させていくことが私たち日本医療科学大学の教職員の生きがいなのです。

これからの四年間
私たちと一緒にがんばりましょう!”Let’s work together!”

基礎教育科目カリキュラム (全学科共通) (全37科目)

[人文・社会・自然科学]
〈1年~2年次〉心理学/コミュニケーション論/生物学/物理学/化学/数学/哲学/倫理学/教育学/文学/社会学/歴史学/国際関係論/比較文化論/法学/経済学/政治学/人間関係論/統計学/環境科学/情報科学/人間と健康/健康とスポーツ/国際保健学
[基礎演習]
〈1年~2年次〉基礎ゼミ/文章表現演習/速読法演習/コンピューターI/コンピューターII
[外国語]
〈1年~3年次〉英語I/英語II/英語III/英語IV/スペイン語I/スペイン語II/中国語I/中国語II

チーム医療実習

コミュニケーション能力を備えた人材を

近年の医療技術の高度化や専門分野化は目覚しいものがあります。それと並行して、医療現場では様々な専門職がお互いに対等に連携し、患者様中心の医療を目指す「チーム医療」が主流になりつつあります。「チーム医療」は、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師などの専門職と共に専門知識を活かして、それぞれの領域で役割と責任を果たすことで成り立ちます。そこでは高度な医療技術や知識のみならず、各専門職がお互いの独自性を認め合い尊重し合う必要があるため、コミュニケーション能力の高い人材が要請されています。

そうした中、本学では1年次からカリキュラムに「チーム医療演習」を導入、各専門職講師の講義を聞く中で「チーム医療」における診療放射線技師、理学療法士、作業療法士の位置付けを認識するとともに、自主的にテーマを設定し「チーム医療」に関する演習を行います。それらを通じて、豊かなコミュニケーション能力を備えた人材を育成します。